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田野町(たのちょう)は、徳島県小松島市の町名。郵便番号は〒773-0008。2016年2月末現在の人口は1,513人、世帯数は612世帯〔小松島市ホームページ 〕。 == 地理 == 小松島市の中央部に位置する。南は田野山地によって櫛渕町・立江町と相対し、東はJR牟岐線を境として金磯町と接続し、北は芝生町、西は徳島市に接続している。 徳島県道136号宮倉徳島線(旧土佐街道)が中央部の山麓に沿って縦走して立江町と結び、徳島県道217号田野勢合線が中央で東方に分岐して赤石町と結んでいる。これらの県道に沿って街村が形成され、また農村集落が発達している。 産業は農業が主で米作が卓越しているが、山麓の傾斜地を利用して、ミカン・タケノコの生産が行われ、また近年は和牛の多頭飼育が盛んで、阿波牛の特産地となっている。また恩山寺の門前町として商店も多く商業地も形成されている。 勢合遺跡からは袈裟襷文銅鐸(県文化財)が出土し、徳島市の徳島県立博物館に収蔵されている。天王社の白色尉・黒色尉・鬼神面は市文化財、天王社稚児三番叟は県無形民俗文化財となっている。さらに恩山寺のビランジュは県天然記念物、釈迦庵の両界曼荼羅は市文化財となっている。 田野海岸(現在は陸地)は文治元年2月、治承・寿永の乱のとき源義経が摂津の渡辺の浜を船出して、荒海の中を渡海し、小松島に上陸した地点といわれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「田野町 (小松島市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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